2021年7月に20周年を迎えたORANGE RANGE(オレンジレンジ)、
2000年代には「花」や「上海ハニー」など数多くのヒット曲を生み出してきました。
今回は昔あったオレンジレンジの炎上事件について解説していきます。
オレンジレンジ炎上事件⁉
事件の発端となったのは2004年にシングル「ロコローション」が発売された時でした。
#NowPlaying ロコローション / ALL the SINGLES Disc 1 / オレンジレンジ pic.twitter.com/7IitjLefr0
— えびてんこ (@change114514) June 4, 2017
オレンジレンジ名義で作詞・作曲されていたこの曲のメロディや歌詞の一部が、1962年発売のリトル・エヴァのヒット曲「ロコ・モーション」に酷似していると作曲者のキャロル・キングから抗議されたのです。
6月29日はリトル・エヴァ(1943-2003)の誕生日
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2004年12月31日に放送された『第55回NHK紅白歌合戦』にオレンジレンジが出演した際には楽曲のクレジットが「作詞・作曲:Carole King / Gerry Goffin、日本語詞・ORANGE RANGE」と完全に「日本語詞に書き換えたカバー曲」扱いで表示されたりと事態が急変しました。
互いの事務所で話し合った結果、製作者のクレジットを記載しカバー曲扱いにすることで落ち着いたんですね
事件の影響
「ロコローション」が発売される前年に音楽雑誌『bounce』の誌内で、リーダーのNAOTOがバンドとしての音楽的なポリシーについて質問された時に
「オレたちの中の合言葉はパクろうぜ!です(笑)。まずはカヴァーするんですよ。で、ここをわかんないようにしようとか、ここ使ったらバレるだろ、とか話し合う(笑)」
と発言していました(もちろんあくまでジョークだと思いますが)。
この発言が決定打となり、オレンジレンジを擁護していたファンですらもパクリを認めざるを得ない状況となってしまったようです。
この発言によりパクリ疑惑はさらに加速してしまいました。
昔オレンジレンジの盗作公言がバッシングされたとき当時中学生だった自分は「パクリが無い音楽なんて皆無では?」とは思ってたが、あの炎上のキモは、パクリ元に対する敬意が無かったという点なんやろなー。
— 自爆霊 (@ZibakuRei) September 8, 2020
個人的な体感では、2000年代ってインターネットがまだオタクのものだったし、『炎上』っていうのもスラングに過ぎなくて(2chでは“祭り”って言葉が多く使われてた)、ネットと世論って断絶されてたと思うんだけど、オレンジレンジが盗作問題でクレジット変更させられた辺りから風向き変わった感はある
— 山塚リキマル (@rikimaru1990) September 26, 2020
現在のオレンジレンジ
その後メディア出演に関する考えやメンバーたちの方向性もあり、現在のオレンジレンジはメジャーレーベルからインディーズレーベルに戻りライブやフェスを中心に全国を飛び回っています。
私は毎年野外フェスに参戦していますがけっこうオレンジレンジが出演しているのを見かけます。
オレンジレンジの現在wwwwwwwww オレンジレンジの現在wwwwwwwww pic.twitter.com/2CjWgR0rB3
— simin (@simin114) November 4, 2015
メジャーレーベルの時は周りの大人たちの期待に応え続けてたそうですが、今は自分たちの好きな音楽を好きなようにやれてるようですね。
まとめ
今回はオレンジレンジの炎上事件について解説しました。
ブレイク真っ只中にパクリ騒動が起きましたが、当時は活動に支障が出るような影響はなかったように記憶しています。
パクリ騒動がきっかけで人気が下火になったいったと勘違いされている方がいるんですがそんなことではなかったですね☻
全盛期は嫌悪感しか無かったオレンジレンジですが、なかなかどうして滅茶苦茶かっこいいライブバンドじゃないですか!セールスが落ちてもフェスのメインステージで集客出来る理由が分かりました。
冗談抜きに圧倒的に楽しいですよ!!キリキリマイで昇天(笑)#COUNTDOWNJAPAN— めた (@MetallicHeart44) December 28, 2016
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