ヒゲダンは飽きた？曲が薄っぺらいと言われる理由は？

幅広い層に大人気な4人組ロックバンドOfficial髭男dism（オフィシャルひげダンディズム）。

今やその人気は絶大でyoutube上でリリースしたシングルは再生回数が1000万回数を超えているものばかりですよね

ところがSNS上ではそんなヒゲダンに対して

良い加減ヒゲダンは飽きた

周りでは人気だけどヒゲダンの曲・メロディーって何か薄っぺらいんだよね

などネガティブな意見も見かけるようになりました。

「興味がない」ならわかりますが「飽きた」・「薄っぺらい」という理由はどういうことでしょうか？

何だか気になりますよね？

今回は「ヒゲダンは飽きた？曲が薄っぺらいと言われる理由」について解説します。

ヒゲダンは飽きたと言われる理由は？

これくそ良くね？w pic.twitter.com/TnbFNYIOXj

— ヒゲダン中毒者 (@higedan_fan7) February 11, 2022

ヒゲダンは飽きたというのは一体どういうことでしょうか？

ファンの人ならともかく、ファンではない一般の人がそのように言ってるのは不思議ですよね。

それには「確かにそうかも（笑）」と思わずうなってしまう理由があるんです。

どこ行ってもヒゲダン・あいみょん・キングヌーのループ流れてて聞き飽きた

1つ目の理由はヒゲダンの同じ曲を有線で何回も聴いてしまったということです。

近年のコロナ禍の中、不要不急が推奨されるようになり老若男女問わず在宅時間が増えました。
その結果、ラジオやテレビなどでアーティストの歌を聴く機会が増加しました。

人気が高いヒゲダンの楽曲は有線で再生されることが多く、各ラジオ番組やスーパー・カフェなど普段利用している生活圏内でもヒゲダンの楽曲をよく耳にするようになります。

そうなると毎日色んな所でヒゲダンに興味がなくても楽曲が聞こえるようになりますよね？リクエストしたわけでもないのに延々と同じアーティストの曲を聞き続けるのは確かにイラッとしますね

テレビでもコロナ禍中に大ヒットした「pretender」や「I love」がテレビで流れすぎたので「どこでもヒゲダンの曲ばかり聞こえる！よい加減ヒゲダンは飽きた」と感じるようになるんですね。

2つ目の理由として似た曲調が多いということが挙げられそうです。

確かにシングルとしてリリースされているヒゲダンの楽曲は、ゆったりとしたイントロからハイトーンのサビに入るというパターンのものが多いです。

これには理由がありまして、ヒゲダンの楽曲は大衆のニーズに基づいて作られた商業音楽の側面が強いです。

要は「自分たちの作りたい曲を作る」というよりは、まず市場調査をして最近の邦楽はハイトーンボイスが受けやすいことを調べたり、メロディも多くの人が心地よいと感じるものを意識して作曲することで大衆受けする作品を作り出しています。

ですから、「万人にウける大衆音楽」というコンセプトで曲づくりをしていくと似通った曲が増えてくるのは当然ですよね。

ヒゲダンはPV映像に関してもクライアント（製作者）ファーストに取り組んでいる姿勢が見えるので尚更ワンパターン化しやすくなります。

ですから、「ワンパターンでマンネリした」という理由はある意味正しいとも言えます（過去にはいきものがかりさんや西野カナさんも同じプロデュースをしていましたし全く同じ批判をされてましたね(笑)）。

ただでさえ人気で露出が多い上に大衆受けする楽曲を多く作っていたら飽きる人が出てきても仕方無いと思います。

ヒゲダンは歌詞が薄っぺらいとおっしゃる人がいます。

薄っぺらいというのはひどいかもしれませんが、ヒゲダンは作曲だけでなく作詞の方も不特定多数が共感しやすい表現をよく使う傾向があります。

例えば「cry baby」や「FIRE GROUND」などのアニソンだとタイアップしているアニメの世界観や登場人物の背景を描写した歌詞にしてあります。あくまでもクライアントファーストの精神ですね☻

ですから、ヒゲダンの歌詞は薄っぺらいのか？と聞かれるとある意味正しいのですがメッセージ性に対する優先順位が違うのかな？と思います。

不特定多数が共感しやすい歌詞とは、どうしても当たり障りのない表現になりがちですし歌の中に感情を入れ込むというより「共感・協調」を重視しているようなので薄っぺらいと言っている人たちの気持ちも何となくわかります。

こういった批判をされるのは商業的な大衆音楽を作っている人の宿命だと思います☻

今回は「ヒゲダンは飽きた？曲が薄っぺらいと言われる理由は？」について解説しました。

こういったネガティブな批判はあくまで一部の意見であり、全員がそのように感じているわけではありませんしかといって全否定するものでもないと思います☻

このような厳しい意見に負けずヒゲダンにはこれからも良い曲をたくさんリリースして頂きたいですね。